【第7回 事業所見学会&昼食交流会】
連絡会発足以来の恒例行事となっております事業所見学会ですが、今年は美瑛慈光会様へお願いをし、見学させていただくことができました。
1件目は、「多機能型グループホーム虹」ここは、小規模多機能とグループホームが連動し併設されていて、在宅生活が難しくなった時にグループホームへ移行することができ、家庭的な生活を継続できる形態となっておりました。今後、発展の予定があるそうで、泊まりの機能が更に充実していきそうです。
2件目は、慈光会様の本体「美瑛慈光園」(特養)を見学させていいただきました。
昭和52年開設で、ここまでで40年間積み重ねてきた歴史を、スライドなどで丁寧にご説明いただき、そのうえで施設を見学させていただいたので、今どこに観点を置いて見学すればよいのかが分かって、とても良い流れでその歴史と背景を感じることができました。
建物の古い部分と新しいところがうまく融合していて、あらゆるニーズに応えられるよう工夫をされているのがよくわかりました。
昼食は、近隣の就労継続支援B型事業所にこにこ・ファクトリーの「にこにこ・きっちん」よりお弁当を配達していただき、それを食しながら参加者同士の交流を図りました。
その後、慈光会様による美瑛町での地域展開についてのご説明を受けました。
東京23区とほぼ同等の面積に総人口約10,200人のこの町で、いかに小規模多機能型居宅介護を中心として介護保険サービスを展開していったのかを知ることができました。
規模の大きくない自治体ですと、介護保険サービスそのものが存在していない町もある中で、全てのエリアをカバーしているのは素晴らしい展開です。あらためて、小規模多機能の有能性を自負することができました。
最後の3件目には、老健「ほの香」の見学。ここでもまずスライドにより説明をお聞きすることができました。特養化する老健が増えていた中で、こちらは超強化型の在宅復帰施設となっていて、更には小規模多機能との連動により、それの実現の可能性を高めている実例の数々は興味深いものでした。
この度は各施設の責任者の方々によりレクチャーとご案内を手厚くしていただき、誠にありがとうございました。そして今回、全ての準備を企画・実行していただいた当連絡会事務局長:山前さんに感謝申し上げます。ありがとうございました。
(これまでの開催一覧)
①平成24年度 さざなみ荘(高砂台)~よるべさ(朱鞠内)
②平成25年度 たいよう(永山)~風流里(当麻)
③平成26年度 旭山なかまの家(豊岡)~ひなた(美馬牛)~ふくしん(上富良野)
④平成27年度 清祥園(納内)~陽だまりの郷(新十津川)
⑤平成28年度 和が家(春光台)~かがやき(旭町)
⑥平成29年度 ふくしん(上富良野)~すまいるふらの(富良野)
⑦平成30年度 虹(美瑛)~慈光園(美瑛特養)~ほの香(美瑛老健)
【第4回 事業所見学会&昼食交流会】を実施致しました。
この度もご多忙の中、20名程(役員含)の参加をいただき、大変有意義な時間を共有することができました。
1件目、小規模多機能「和が家」さん(春光台)に集合させていただきました。(数名道に迷われたそうです!(笑))
会長のご挨拶~皆様の自己紹介からスタートし、施設内を見学。和が家さんでは、サテライトの小規模多機能事業所もあり、そちらも見学させて頂く事が出来ました。
昼食交流会は、イオン旭川西店のフードコートにてにて各自お好きなものを食べながら各テーブルでお話をするなど楽しい時間を過ごすことができたのではないでしょうか。
2件目、小規模多機能「かがやき」さん(旭町)では、2階の住宅型有料老人ホームと小規模多機能型居宅介護事業所を見学させていただきました。
質疑応答、意見交換を終え14時解散。
それぞれ、自分の職場との比較をしたり、吸収できる所は吸収したり、刺激があったのではないかと思います。
さて、来年はどこへ?
「和が家」さん、「かがやき」さん、この度は見学を受け入れて下さりありがとうございました。
【道に迷っても大丈夫!】
~ヒトココを使った地域のネットワーク作り~
平成28年7月30日(土)CoCoDeにて、標記の勉強会を開催致しました。
前半は、鹿児島県霧島市の取り組みについて
黒岩 尚文氏 全国小規模多機能型居宅介護事業者連絡会 副代表
(株式会社浪漫 代表取締役 鹿児島 共生ホーム「よかあんべ」代表)より。
後半は、ヒトココについてのレクチャーと模擬体験
久我 一総(かずふさ)氏 オーセンティックジャパン株式会社 代表より。
黒岩様からは、「霧島市地域密着型サービス事業者連合会」の設立経緯と活動内容。そしてそこを基盤としたヒトココの活用導入と実績のご報告をいただきました。
久我様からは、ヒトココの使い方と性能などの説明をいただいたのちに、実際に参加者の中からお一人会場周辺エリアで隠れていただき、ヒトココを使って探しに行くという模擬体験をさせていただきました。別の建物の2階に不特定多数の他人が居る中に紛れて隠れていたのですが、わずか5分での発見に至りました。
その後会場に戻り皆で話し合い、疑問点などを埋めるなどしていきました。
機器の性能に関しては申し分無いというところで、一体何が大事なのか?それは、機器を取り扱う人間の倫理観。そこを大事に意識していかなければ、プライバシーや尊厳を損ない、行動を縛りつけてしまう良くない道具に変貌してしまいます。それを司るネットワークと連携。それがあってこの機器は、初めて威力を発揮するのだと思います。
また、この機器を使って地域づくりをするきっかけにもなりうる存在。
ご本人を中心としたネットワークづくり。地域包括支援センター、介護施設、スーパー、交番、コンビニ、郵便局など上げればきりがないのですが、様々な所と繋がるチャンスにも活用できるのではないでしょうか。
今後旭川市でも福祉用具貸与品として使用できるように、ただいま整備中です。
会終了後も早速居宅のケアマネさんお二人から「すぐにでも使いたい方が居る」と、申し出がございました。
「ケア」を職業としている人が楽をするための道具ではなくて、ご本人やご家族などの不安を軽減しながらの見守りを提供し、尚且つ不明になった時には捜索しやすくなるというこのヒトココを、地域ケア会議等と結び付け、尊厳を大事にしながら広めていければと思います。
ご参加、ご協力頂き感謝致します。ありがとうございました。
平成27年7月30日(木)第4回目の事業所見学会&昼食交流会を実施致しました。今年、見学を受け入れて下さった事業所は
①深川市納内の小規模多機能型居宅介護事業所「清祥園」様
②新十津川町の小規模多機能ホーム「陽だまりの郷」様
の2件です。
昼食交流会は、深川の「まあぶ」と「深川道の駅」に分かれて楽しみました。
参加して下さったのは連絡会会員事業所の21名の皆様。良い時を過ごせたと思います。
日々の仕事を行う中で他の事業所を見に行く時間は、強く意識せねばなかなか作れないので、このような機会で良い意味での「覗き」をできるのは、自事業所にプラスになることと存じます。
また、それぞれの土地(地域)の特性を肌で感じることもできるので、それに対するそれぞれの対応をお聞きするとまた違う視点で見直す機会にもなるなと、いつも感じます。
これまでを総括しますと…
1)第1回目(平成24年)
①高砂台「さざなみ荘」~幌加内道の駅~②朱鞠内「すまいるほーむ えん」
2)第2回目(平成25年)
①永山「たいよう」~当麻カフェ&ダイニングバー「ブラウン」~②当麻「風流里」
3)第3回目(平成26年)
①豊岡「旭山なかまの家」~②美瑛美馬牛「ひなた」~美馬牛昼食交流会~③上富良野「ふくしん」
そして今年は、第4回目となりました。
さて、来年はどこへ?
今後も継続してお互いの良いところを見つけ合い、職員の繋がりも作り、協力して高め合えればと思います。
ご協力、ご参加いただきましたみなさまに本当に感謝致します。ありがとうございました。
介護の笑顔写真展に、ご協力・ご支援いただきまことにありがとうございます。今回の写真展はイオン旭川西店様のご厚意に介護の笑顔を広めるのにはうってつけの場所をお借りすることが出来、無事盛況のうちに写真展を行うことが出来ましたことをまずはご報告申し上げます。
当日はお買い物のお客さまをはじめ、写真や作品を提供していただいたご本人、また福祉関係の方、学生さん等々本当に多くの方に笑顔を見ていただけたものと確信しています。さらに来場された方からは「暖かい写真がいっぱいですね」といった、嬉しいお言葉をいただきました。また写真に写っているご本人さまからは、「自分の写真をみんなに見てもらって元気になったよ!またやってね!」と、いった励ましのお言葉もいただきました。介護相談コーナーでは高齢者の方の悩みを聞くことが出来、福祉専門学校のコーナーでは福祉を目指す方のお話も聞けました。あさっぴーはほぼ一日宣伝役をかってでてくれ、高校生のボランティアも一日中頑張ってくれました。
この写真展に関わっていただきました全ての方に感謝です。
今回の写真展をとおして実行委員のメンバー全員、介護は新3Kではなくヒューマニズムに溢れた素晴らしい仕事であること、そして介護をする人もされる人も笑顔になれることをこれからも多くの方々に拡げたいとあらためて思っています。
今回、写真展に関わっていただいた多くの方にお礼と感謝の意を込めて、ご報告とさせていただきたいと思います。
2014年「介護の笑顔写真展」実施概要
と き 平成26年11月9日(日) 10:00~16:00(無料)
ところ イオン旭川西店1階 グリーンコート
内 容 介護の笑顔写真 利用者さん作品 介護相談コーナー
福祉への進路紹介コーナー 宣伝担当:あさっぴー
来場者数 約500名 (実行委員会推計)